住吉大社

住吉大社にお参りし五大力の小石を探して願いをかなえる

大阪の住吉大社へお参りにいってきました。利用したのは南海電鉄です。南海電鉄なんば駅から南海線(空港線)で約10分、5つ目の駅「住吉大社」で降ります。普通しか停まりませんのでご注意を。

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住吉大社駅を降りて灯籠の並ぶ道にそって歩いててすぐ。交差点にさしかかります。もう目の前が住吉大社です。道にはチンチン電車と言われる阪堺電気軌道(阪堺電軌)の路面電車が走っています。

住吉大社
チンチン電車というからさぞかしレトロな電車だろうと思っていたら、意外に近代的な車両でした。

目の前に大きな石の鳥居が現れました

住吉大社
住吉大社はお正月三が日に毎年200万人を超える参拝客が初詣に訪れるということで有名です。

住吉大社は「海の神様」現在住吉大社は陸地にありますが、昔は海に面していたそうです。

鳥居の前の狛犬です。左の狛犬には角があります。
住吉大社

反橋(そりはし)別名太鼓橋(たいこばし)

反橋(そりはし)は太鼓橋(たいこばし)とも呼ばれています。

住吉大社
太鼓橋(たいこばし)は大きいアーチを描く橋です。緑と橋の朱色が見事に調和し、思わずカメラをむけてしまいます。横から見ると綺麗ですね。

横から見るとそうでもないのですが、渡ってみるとそのそり具合にびっくりします。フーフー言いながら橋を渡ります。
住吉大社太鼓橋

境内の石灯籠は約600基。大きな形をしたものが多いそうです。
住吉大社

住吉大社の手水舎(てみずしゃ)

住吉大社
お寺や神社にお参りする前に必ず立ち寄るのが手水舎。お参りの前に身体や精神を清める場所です。住吉大社の手水舎ではウサギの口から水がそそがれています。

神功皇后がお祭りされた日が卯歳(うのとし)の卯月(うつき)の卯日(うのひ)だったという理由で手水舎にウサギが使われているようです。

住吉大社の角鳥居(かくとりい)

住吉大社

鳥居というと丸い柱が多いように思いますが住吉大社の鳥居は四角柱です。角鳥居(かくとりい)と言われるのはそのためです。鳥居が四角柱の柱でできているのは古い様式でとても珍しい鳥居です。

鳥居をくぐり左手にはご祈祷受付、お札やお守りの授与所があります。ご本殿の目の前です。

住吉大社

住吉大社ご本殿

住吉大社のご本殿、第一本宮から第三本宮までは直列の並んでいます。ところが大四宮だけは第3宮の横に並んでいます。この配置はとても珍らしくご本殿が大海原をいく船団に例えられているそうです。

住吉大社

また住吉大社のご本殿は、「住吉造」という建築様式です。神社の建築の歴史の中では最古の建築様式で国宝に指定されています。

内部は内陣・外陣の2間からなるのが特徴で建物の周りに廻廊がなく、直線的で簡素な造りとなっています。

檜皮葺の屋根
住吉大社

住吉大社

お参りの方の列ができていました。

住吉大社

住吉大社のパワースポットの五大力さん

住吉大社
五所御前(ごしょごぜん)で「五大力さん」をいただくことができます。いただくというより自分で探んですよね。

石の玉垣の中の砂利には「五」・「大」・「力」と書かれた小石があり「五・大・力」の三つをすべて集めてお守りにすると願いがかなうというご利益があります。皆さん一生懸命小石を探しています。

私は運よく10分ほどで「五・大・力」が見つかりました。ご本殿の授与所で専用のお守り袋を購入し大事に持っておきましょう。

住吉大社

願いがかなってお礼に来るときの作法があります。

五大力さんお礼参りの作法

近所の小石に自分自身で「五・大・力」と書いたものを用意し拾った石と共に砂利の中に入れます。倍返しにするということです。

住吉大社

住吉大社

住吉大社基本情報

アクセス:南海鉄道 南海本線「住吉大社駅」から徒歩約3分 
          南海高野線「住吉東駅」から徒歩約5分
     阪堺電気軌道 阪堺線「住吉鳥居前駅」から徒歩約2分(路面電車)

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